「小学校-それは小さな社会」を鑑賞、2023年製作1時間半余の日本・米国・フィンランド・フランス合作のドキュメンタリーシネマです。本作は日本の世田谷区の公立小学校に通う1年生から6年生の学校生活を春夏秋冬にわたって描いたシネマで、いわゆるBGMやナレーションも一切なく描かれます。何人かの児童にスポットが当たりますが100分間だだ彼ら彼女らをカメラが追い続けていく映像展開ですが、描かれる成長シーンに何度も涙が溢れます。シンバルか叩けない1年の子ども、縄跳びが苦手な6年の児童、そして厳しく指導する先生にも、それぞれのピュアな心情と、それを通じての成長に心が何度も揺さぶられます。フィンランドでも20館以上もの拡大上映での大ヒットやオファー等も記される等々、是々非々も含めて、教育を通じて日本の未来にも想いが及ぶ、小学校現場のドキュメンタリーシネマ鑑賞のことです。