先週に観た「104歳、哲代さんのひとり暮らし」2024年製作1時間半余のドキュメンタリーシネマ、広島県で100歳を超えてひとり暮らしを続ける石井哲代さんを主人公にその日々を追うシネマです。小学校の教員として働き退職後は地域の民生委員として尽力し、夫を見送ってからは、姪や近所の人たちと助け合いながら過ごしている日常の暮らしぶりが描かれます。彼女の日常や言葉の数々を紹介した書籍は今やベストセラー小説だとのこと。年齢を重ね思うようにいかないことが増えても自分を上手に励まして自由な心で暮らしのあり方をしなやかに変えていきます。老いてなお愉しく生きる彼女に背中押される想いもする、心温かいシネマ鑑賞のことです。