先日のネットフリックス鑑賞作は、「ドリームプラン」アメリカ2021年作2時間余の作品、今春シネマ上映で見逃した作品でした。内容は、1990年代後半から2000年代にかけて、世界最強のテニスプレーヤーと称された黒人のビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹を世界チャンピョンに育て上げたテニス未経験の父親を主人公に描いた実話を基にしたシネマです。5人姉妹を育てた彼は末の2人娘が生まれる前から独学でテニスの教育法を研究し計画書をつくり常識破りの訓練で姉妹のテニスの才能を開花させていきます。ギャングと黒人迫害を受ける公営コートから破天荒に奮闘する彼ら家族を描きます。このシネマ監督は実話ドラマも制作し、またシネマ監修にはウィリアムズ姉妹も名を連ねているだけに、その練習や会話などにリアルで迫真の風景と演技が光ります。ナンといっても頑固なまでに夢と想いに突き進む父親と、激しく相譲らぬ口論をしながらも、共に夢を追い進む妻と姉妹の風景です。気持ちも揺さぶられて、シネマを観る者や生きていく者の背中を押すシネマ鑑賞のことです。