先のカフェ休日となる前日夕刻、時間があり話題作の「ラーゲリより愛を込めて」を鑑賞。地味な映画との勝手な憶測に反し、子ども連れ家族から老夫婦カップルまで意外なほどに、大入りで多彩な館内。内容は第二次世界大戦後のシベリアの強制収容所に抑留された実在する人物を描いた実話、戦犯として帰国が許されず、命を落す者が続出する厳冬の絶望的な状況下にあって、自身も錯誤しながらも信念と希望の灯を仲間に拡げていく事に。事実、彼を中心に歌を詠う句会や演劇、野球試合など、収容所内での文化活動の中心者ともなったとの事、シネマはこの前半からさらに、彼の姿が仲間の生き方に映るような内容濃い後半へと展開しますが、大変に感慨深く、やはりここでは未記載に。興味のある方はやはり当シネマの鑑賞がよいのでは。二宮和也はじめ北川景子、松坂桃李、安田顕、桐谷健太、中島健人らも各最高でした。エンド終了後も、皆々席も立てず終了まで、彼の生き方に想いも馳せて感慨したシネマ鑑賞のことです。