週末に観た「オットーという男」、2022年製作アメリカ映画で2時間余。シネマは米国郊外の集合住宅に住むいわゆる頑固で偏狭で嫌われ者の独居老人が主人公です。シネマは冒頭から彼が人生を終わらせようとする行動からスタート、孤独な彼には涙する大きな理由があるのですが、向かいに引っ越してきた陽気で少しお節介な家族との出会いから少しずつ、日々の生活に変化が生まれます。そしてその温かさや優しさが、愛すべき彼の人生と町の状況が大きく変化していく事を描くシネマ。人との関わり合いの中でのみ人間であることを温かく優しくシネマは考えさせます。やはり主演するトム・ハンクスはこれまた名優でした。このシネマは2015年スウェーデン作「幸せなひとりぼっち」のリメイク版、帰宅後に当シネマ視聴で、また感慨する鑑賞夜のことです。