「死刑に至る病」2022年日本製作2時間余を鑑賞、同名小説の映画化したサスペンスシネマ。映画は24人という驚くべき殺人容疑で逮捕され死刑判決を受ける犯人から、最後の殺人は冤罪であり犯人がいることを証明してほしい、とする手紙を主人公がうける事からスタートします。拘置所で面会を重ね、独自の調査を重ね迷い込み、犯人と心通わせる中で、想像を絶する残酷な結末に至る過程につい凝視しシネマは展開します。淡々と犯人に扮し演ずる阿部サダヲの静かな演技から、最後の最後まで底知れない恐怖心に襲われる不気味さが。サイコなサスペンスシネマ鑑賞のことです。