「話題のインド映画」との評判で先日に観た「RRR」、製作インドの3時間余のミュージカルアクション映画です。ナニセ日本で昨年10月に公開以来インド映画の中で最も高い興行収入となり、半年を経た現在も尚、全国のシネマで上映中と大好評。私たちが観たシネマ館内もやはり何名もの老若男女が席に着いて放映スタンバイの状況に。シネマ舞台は1920年代のインドで、英国軍にさらわれた部族の幼い娘を救出に向かう若者と、英国政府に対し反乱を起こす大義の為に警察に身をおく若者との2人が共に主人公。2人は史実に残る地元の英雄であり、シネマはその二人が共に英国植民地政府に闘いを挑む姿を脚色を交え波乱万丈に展開します。英国による過酷な植民地支配に対し武力で抗う姿とその時代を描く中味の濃い圧巻シネマとなっています。今や世界第一位を人口を擁し、経済成長も中国と並び世界をリードする大国へ隆盛するインドの歴史文化を垣間見るアクションシネマのことです。