ネットフリックスで「モガティシュ 脱出までの14日間」を鑑賞。1990年アフリカ大陸にある国ソマリアの内戦下にあって、韓国と北朝鮮の両大使館員が協力して国外脱出劇を図った実話シネマ。シネマは2021年2時間余の韓国製作であり、緊張と迫真の当シネマは韓国でも大ヒットを記録したとの事。当時の両国は互いに国連加盟を果たす為に奔走中であり、朝鮮戦争を経て日も浅く、互いに妨害工作や情報捜査で攪乱し合う緊張関係の状況下。突然にソマリアを襲う内乱で首都モガティシュにも略奪や焼き討ちが横行し、各国大使館にも命の危険が及ぶ中、職員と家族らの命を守るため、対立する主義主張を持ちながらも協力し合い海外救出への努力を重ねます。脚色はあるとはいえ互いに対立しながらも次第に信頼を育む両国の大使と家族の様を刻々と描かれて、史実だけに深く感慨に耽るシネマ鑑賞のことです。