先日に鑑賞した「グランツーリスモ」2023年アメリカ製作2時間余のシネマ。タイトルは車種名であると共にプレイステーションソフトで世界的人気となった日本発の人気ゲーム名から。主人公はこの操作型ドライビングゲームに幼少期より熱中し習熟し、やがて同ゲームのトッププレイヤー達から選抜され実際のプロレーサーを育成するプログラム「GTアカデミー」メンバーに抜擢、想像を絶する過酷なトレーニングやアクシデントに見舞われながらも、栄冠に向け挑戦する姿を描く実話アクション映画。父親の反対を押し切っての挑戦、嫌がらせや危険に満ちた激しいレース展開、威信を賭けて共に闘うチームスタッフ、時速300キロ以上もの迫真のコース映像等々。シネマは主人公の目線で葛藤と成長と、そして挑戦後に拓ける光景を音響と緻密な映像表現も駆使し描きながら一気にエンディングまで魅了、彼の心境に共感し、手に汗し実際のレース疑似体感にも、つい興奮するシネマ鑑賞のことです。