先日のネットフリックスで観た「アメリカン・アンダードック」2021年米国製作2時間余のシネマ、2000年代アメフト界で伝説的な活躍をしたカート・ワーナーの実話を映画化したスポーツシネマです。タイトルは「アメリカの噛ませ犬」の意とのこと。主人公は幼い頃からアメフト選手を夢見ながらも直情的な性格の故、念願のプロ契約は即日解雇されてしまい、やむなくスーパーの品出し係りで家計を支える等々長く苦しい不遇生活を送ることに。しかしそれが糧となりやがて訪れる活躍の日々への通過点であり強みともなっていきます。シネマに登場する出来事が実話に基づくだけに様々に曲折する彼の遍歴には他人事ならず考え込む程に、人生に示唆する圧巻のシネマ鑑賞のことです。