ブログ

トップページ > ブログ > 現代史のうねりを漂流、

現代史のうねりを漂流、

ブログ

先週に観た「オッペンハイマー」2023年米国で製作された3時間余の大作シネマ、今や巨匠となるクリストファー・ノーラン監督の作品でこれは「原爆の父」とよばれ世界初の原子爆弾を開発した理論物理学者である彼の栄光と挫折、苦悩と葛藤を描く伝記シネマです。このシネマはかつてピュリッツアー賞を受賞したノンフィクション小説を題材にしており、第二次世界大戦を経過して近現代に続く歴史の大転換の軌跡を科学者として身をもって刻んだ半生を描いており、シネマはその史実を忠実に描いており実に激動と緊張の場面描写が相当に続くシネマ鑑賞となります。シネマは全米公開を皮切りに、世界的大ヒットを重ねて興行収入は伝記シネマとしては歴代1位との記録も達成、観ていてそれも大いに頷ける内容では。天才的な明晰頭脳と万事に誠実で合理的な思考をもって、世界大恐慌下から大戦の大戦禍と戦後の米ソ冷戦にかけて、人類史上初の核開発を牽引し成功裡にリードした反面、自ら開発した兵器の破壊力におののき苦悩する姿が描かれます。大きな時代変遷の中で科学者としての国民的な賛歌や期待とやがて訪れる「赤狩り」旋風の嵐の中で奈落の果ても漂流する、真に現代史の大きなうねりを疑似体験する大作シネマ鑑賞のことです。

 

 

アクセス

〒503-1631
大垣市上石津町前ヶ瀬27-1

TEL.0584-45-2937

カフェ
7:30分~16:30
パン
9:30頃~なくなり次第終了
定休日
毎月曜日(不定休あり)

関ヶ原インターチェンジから国道365号線を四日市・いなべ方面へ10キロ22分 駐車場15台
地域観光:多良峡・郷土資料館・かみいしづ緑の村公園・日本昭和音楽村など