「碁盤斬り」をシネマ鑑賞、2024年製作2時間余のドラマシネマ、久し振りの時代劇ですね。藩の罪を着せられ娘と二人暮らしの浪人である主人公が事件の真相を知るや復讐を果たす行動を決意、娘はさらに起こる事件代償の為に犠牲となる道を選択します。義理と正義と誇りを描く時代物シネマで、父子に扮する草彅剛と清原果耶が好演します。国村隼、小泉今日子、中川大志らも江戸期の下町風情を熱演します。最近には久し振りな確固とした正統派時代劇のシネマでした。しかし観ていて、やはり尚それ以上に江戸期封建社会とはナント哀しくも窮屈な社会制度であったのかと重き時代の枷も実感する、ヒューマンシネマ鑑賞のことでした。