週末の夕刻ながら親子連れも多くて賑やかに観たシネマ「はたらく細胞」は2024年製作日本の1時間半余のシネマです。原作漫画「はたらく細胞」をもとに製作されて、ある人間親子の体内世界ではたらく細胞たちの活躍と親子を中心とする人間世界のドラマを並行して描く実写化シネマ。人間は37兆個もの細胞が存在し、酸素を運ぶ赤血球や細菌と戦う白血球など無数の細胞たちが日夜、人間の健康を守るため働いている細胞たちの姿を擬人化されコミカルに描かれます。喫煙や深酒など不規則な生活や不摂生等の体内への大きな負担や伝染病など病原体の侵入に対する細胞たちの真っすぐな行動が丁寧に解かりやすく描写。各々がまっすぐに純真で行動し戦い活躍する姿はまるで、生きるという生命の価値の尊さと、さらに人間社会にあって各々の人生の意味にも重なるような、バラエティーある愉しくてまた実に意味も深いドラマシネマ鑑賞のことでした。