2021年ネットフリックス米国映画「消えない罪」。内容は、警察官を殺害した罪による20年もの服役の後、殺害事件当時5歳だった最愛な妹の現在の行方を追うストーリー。殺人犯として過酷な現実の扱いの中で生きる彼女の暮らしと新しい出遭い、過去の記憶を失いながらも優しく思いやり深い夫妻の育てられる妹の生活、撃たれた警官に残された子らが不遇さに「復讐心」を強くする経過、かつての家を修繕し大切に暮らす弁護士の夫妻、その全てがひとつに絡みあいながら、何故に彼女が妹への最愛を強くし求めるのか、事件の核心となる事実が最後に明らかになる、佳作シネマの鑑賞に。ただしかし、ここで詳しく語れませんが、私が主人公の立場なら、愛すればこそ事実を隠して生きることを選ぶことより、愛すればこそ事実を明らかにして、今を生きることを大切にしようとも考えることが一番に重要なのではと強く思ってしまう。このシネマでした。
