007シリーズを現代のスパイシネマものとすると、当シネマは、いわば20世紀初頭を舞台にして、お洒落で緻密丁寧に作品を仕上げていく印象が強い「キングスマン ファーストエージェント」、このシリーズ3作目を鑑賞。展開は第一次世界大戦を背景に、世界中を巻き込む影の秘密結社に対し、戦争を封じ込め終わらせようとする主人公らとの対決が進行するこのシネマ。事実として戦争勃発となったシーンやら、当時の国家元首の面影や、その側近やら大登場、ロシアの怪僧ラスプーチンや、レーニンやら果てはヒットラーまでもが場面に登場。凄まじいアクションシーンの連続に加え、その世界観は別にして歴史事実に興味のある私としては興味深い場面連続の、このシネマ鑑賞でした。