夫婦の互いへの想い溢れる、

「35年目のラブレター」をシネマ鑑賞、東映2025年製作公開の2時間余のシネマです。笑福亭鶴瓶と原田知世が夫婦役を演じ、最愛の妻にラブレターを書くため再度学校に通い文字の勉強に努める夫と長年に彼を支え続けた妻の人生を描いたヒューマンドラマです。戦争と貧困で学校に行けず文盲に苦しみ生きてきた主人公が運命的な出会いで夫婦となり彼の目や手として支え続けてきた妻にラブレターを贈るために奮闘する彼の物語が軸となっています。2003年に朝日新聞で紹介され創作落語にもなるなど話題を集めた実話を基に執筆された原作のシネマ化とのこと。時代を経る歴史の重みと文字に表そうとする夫婦互いへの想いの深さ等々、温かく豊かに綴られていてこみ上げる熱い想いも涙に溢れるヒューマンシネマの鑑賞のことです。