先に観たシネマ「F1 /エフワン」2025年アメリカ製作2時間半余のサーキット・エンタメシネマを鑑賞。F1世界選手権の協力も得てグランプリ開催中の本物サーキットコースを使用して撮影敢行されたシネマとの事です。内容はかつて天才と呼ばれた伝説F1レーサーの主人公が今や最下位に沈むF1チーム「エイベックス」代表に彼のレースキャリアを買われ最弱チームへの現役復帰を果たします。その復帰後の常識破りな彼の振る舞いにドライバーやチームメンバーは困惑し幾度も衝突を繰り返しレースもチームも大波乱状態。しかしやがて彼の圧倒的な才能と実力にチームは導かれ、彼もまたチームと共に試練を乗り越えて強豪チームを相手に命がけで頂点を目指します。当シネマの監督やプロデューサー、脚本家はシネマ「トップガン マーベリック」を手がけたメンバーで実際の世界チャンピョンに輝いたF1ドライバーも製作にプロデューサー参加とのこと。F1自体をよく知らない私にも確かに飛ぶようなマシンのスピードに没入できる正面映像はF1を感覚的に想像を惹起、スリルと爽快感、準備段階からレース中の情報戦に至るまで想像以上に大人数のスタッフが関わるチームスポーツの難しさと奥深さ、そこに流れる人間ドラマとして心の機微にまでしっかりと描かれます。主演するブラッド・ピットにとってこれは彼の代表作になるのでは、とまた想像。以上、いろいろと想い圧倒的に酔い痴れる2時間半シネマ鑑賞のことです。