先日の午後に、ネットフリックスで観た「ザ・アウトロー」。2018年アメリカ作の2時間余、刑事と強盗団が激しい攻防を繰り広げるアクションサスペンス物として一気に愉しめた娯楽シネマでした。ナニセ世界屈指の犯罪都市といわれるロサンゼルスがその舞台。現役の頃、出張で当地に泊まったホテルの夜にパトカーのサイレン音を何度も響いていた記憶が蘇ります。一世一代の綿密な計画の上、連邦準備銀行にある巨額なドル強奪をもくろむ強盗団とこれまた銃犯罪のみを専門とする特捜班を率いる型破りな刑事たちとの知能戦と派手な銃撃戦が、シネマ全体に展開します。そして最後の数分に事件の全容が判明するというなかなかの出来映えに。娯楽エンターテインメントとして十分に愉しめた本作品シネマの鑑賞でした。