先の休日は、伏見ミリオン座で2021年韓国制作、「キング・メーカー大統領を作った男」を鑑賞。韓国の政治風土は、丁度、日本の敗戦直後の激しさに酷似。その上、朝鮮半島の隣国の半分には、独裁下の専制国家が存在するという異様な政治状況下。韓国国内での「アカ」弾圧など、今の私たちの政治環境とは全く異質な時代です。その中での大統領をめざし就任を実現させる金大中氏と当時の選挙参謀とが、権力維持のためには弾圧を繰り返す朴軍治政権に対抗し、コレマタ勝つためには手段を選ばなかった選挙参謀との執念を描きます。偽装事件あり、爆破殺傷事件とデッチ上げ事件等々、ナンデモありの韓国世情を描く、政治サンペンス映画の鑑賞でした。