先に鑑賞したシネマ「アキラとあきら」の余韻から、2017年wowow放映された同名「アキラとあきら」の9話ドラマ作品も続けて鑑賞、原作に忠実で劇場シネマとはまた違う内容濃いドラマ視聴でした。(内容紹介はまた別途) そんな経過もあり、更なる池井戸潤原作からの鑑賞作品は「鉄の骨」。原作発表は2007年ですが、wowow-による放映は2020年冬とのこと。内容は、建設現場を愛する主人公が、本部異動を命じられ公共事業等の大口案件の受注を担当する部署に配属される事からスタートします。やがて2000億円もの工事受注を巡る大手ゼネコンの談合と折衝の渦中の人に。会社組織の利益と理念、社員としての使命と人としての正義に関わる迫真の人間ドラマが展開されます。主人公には最近のC.M.によく登場する神木隆之介が、彼の演技にも親近感も感じ、真っ直ぐに生きようとする彼の姿に知らず強い声援も送りながら、ドラマの展開を愉しんだ「鉄の骨」鑑賞のことでした。