安息の休日前夜に東員シネマで観た「耳をすませば」。20数年前にスタジオジブリの人気アニメ映画のひとつとして人気を博した同名漫画とアニメを実写映画化したものですね。今回はアニメの舞台として描かれた中学時代の物語に加えて、主人公2人の10年後ストーリーが加わって、過去と現在を並行して描くことで、また愉しめる展開に。読書好きな主人公は今は出版社に勤務し本の夢を追い、彼はプロのチェロ演奏家として自立への夢を追う姿が描かれます。互いへの向き合い方を大切にし夢に向かって前に進もうとする、大いに共感できる実写シネマに。今回の曲「翼をください」も軽やかに美しい響きを聴くシネマ鑑賞のことです。