DVDで観た「ハンサン龍の出現」韓国2022年製作2時間余の歴史シネマ。16世紀に豊臣秀吉が朝鮮に侵攻した「文禄・慶長の役」、沈着冷静な李舜臣(イ・スンシン)率いる韓国海軍が、日本の侵攻軍に抗し雌雄を決する海戦を描いた歴史大作です。韓国ソウルの中心街に堂々と屹立する李舜臣の大銅像は、国民の誇りであり民族的な英雄である事を象徴していますね。秀吉の野望で侵略する日本軍に対し、朝鮮王朝の政治に翻弄されながらも、着実に決戦を準備する姿を描きます。シネマは海戦の展開も迫力をもって壮大緻密に再現し、戦略思考までも脚色あるものの映像展開に。韓国では730万人もの興行とのこと、日本の戦国史を側から観るシネマ鑑賞のことです。