億単位の製造にまでなったとされるライフル銃「AK-47」の開発者カラシニコフを主人公に描いた、ロシア2020年作「AK-47最強の銃 誕生の秘密」を鑑賞。舞台は第2次大戦の独ソ戦下ですが、戦争映画というよりも、いわゆる伝記ドラマであり彼の半生をつうじて、当時の旧ソ連の暮らし生活と戦況への国家の対応など、それなりに興味尽きず鑑賞できる作品に。現在のロシアでは彼は大英雄であり、この作品も生誕100周年を記念して作製し大上映されたとか。そんな経過による多少の脚色を割り引いても、つましくも健気に生きようとする、旧ソビエトの当時の状況にも思い広がる1時間40分でした。