先の休日前夜の鑑賞作は、「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」。アベックや家族連れなど多彩で賑わう館内です。初回「ジェラシック・パーク」は93年の上映ですから、もう30年余も前のこと。あれからすでに6作目となって、これでストーリーも完結するとのこと。太古に存在した恐竜たちが、琥珀化した蚊のDNAから再生復元されて様々な恐竜群が地上に闊歩し格闘しあう様のリアル映像は、世界中の人々に大きな興味と感動を呼び起こし、私たちの中生代恐竜時代へのイメージや理解を大きく変化させたのだとも思います。この6作目で完結することで丁度、壮大な童話叙事詩「ロード・オブ・ザ・リンク」や魔法と共存する人間世界を描く「ハリーポッター」等々の各シリーズ物の完結と同様に、ひとつのテーマの終焉に。そんな感慨にもしみじみ浸る今回のシネマ鑑賞のことです。