あのタイタニックのテーマ曲、という以外に知らなかったセリーヌ・ディオンの人生を描いた「ヴォイス・オブ・ラブ」。カナダに生まれ、14人兄妹の末っ子として育った彼女がどのようにスーパースターとして駆け上がっていくのかを描くシネマの鑑賞です。映画の最後に熱唱するその歌詞にあるように、彼女の生きた人生は、圧倒的な声量に恵まれる天性はあるものの、家族と愛人とスタッフらと共に、ただひたすら努力を重ね、思う心情を貫いて愛と出逢いをひたすらに生きていく「私は普通の女」と歌い上げるように、たくさんの曲と、圧倒的なステージの場面をつうじてそれを知る、そんなシネマ鑑賞でした。