先に観た「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」2024年製作日本の2時間余となるドキュメンタリーシネマです。この間、クラシック音楽の演奏シネマを何作か鑑賞していますが、今作品は今年92歳でこの世を去った世界的なピアニストの半生を描いています。90歳を過ぎても世界中で精力的に演奏を続け、どの会場のコンサートチケットも即日ソールドアウト、1人では十分には歩けないものの今でも毎日に何時間も練習は続けていて演奏技術と技量は最高の域。サンタモニカ・パリ・東京に自宅を持ち、愛する猫や犬に囲まれて暮らす日常の風景と4年間の演奏での旅路を描くドキュメンタリーシネマです。彼女の演奏が世界から注目されるのは60歳後半からとのこと、不肖私も人生の佳境に入る者として、観ていて示唆も多いドキュメンタリーシネマのことです。