先日の鑑賞作は「ガン・シティ 動乱のバルセロナ」2018年製作で2時間余のスペイン・フランス合作映画。舞台は第1次世界大戦が終わり、さらに内乱に突入するスペインが舞台。列車強盗事件を解決するためにマドリードより派遣された刑事が主人公で資本主義もさらに発達し社会矛盾も爛熟し複雑化、政治家も富裕層も腐敗が蔓延化し、対する労働組合内部でも結成された穏健派から武闘派まで入り乱れての事件展開に。似た髯づらの多いこの時代、判りづらいながらも重厚に派手に場面も展開します。第2次世界大戦前の、先が見えず激しく流動する当時を偲ぶサスペンスシネマの鑑賞です。