先日に観た「TOKYO MER 走る救急救命室」2023年製作日本2時間余、これは昨年の日曜劇場で放映された、オペ室搭載の救急車両で災害現場に駆けつける救命医療チームの活躍を描いたドラマのシネマです。ドラマ人気もあってか客席も学生ら中心に結構な入り状態で観賞。冒頭から飛行機災害の救命で、緊張下、テキパキな救助活動の場面で観ている私たちを圧倒します。そしてメインである横浜高層ビルでの大規模な爆発事故が発生する中で、他チームとの姿勢を対照させながら、炎上で危険な救助活動のドラマが進行します。古くはシネマ「タワーリング・インフェルノ」、最近ではシネマ「海猿」等も重なる部分もありますが、本作の中心はやはり「死者は絶対に出さない」という主人公の決意であり、目の前の命を救う為には全てを出し切り救命活動を行うという誇り高い使命感ですね。主人公の信念にチームや、やがて救助者全員がその使命に共感し精一杯の救助活動に当たります。主人公に扮する鈴木亮平の熱演が光る、心を熱くするシネマ鑑賞のことです。