年末休日、伏見ミリオン座で観た「ペルシャン・レッスン 戦場の教室」2020年ロシア・ドイツ・ベラルーシ合作製作2時間余のシネマ、第2次世界大戦時のナチスドイツの強制収容所に入れられたユダヤ人青年が、自身をペルシャ人と偽り、架空のペルシャ語のレッスンを行うことて生き延びていく姿を描いたシネマ。主人公がペルシャ人だという嘘を貫き通す為、偽言語を壮絶に創作する過程、隷従支配するドイツ人の戦火の中での日常風景等、その顛末にまで緊張感を持って描かれます。戦争の残虐性をこのシネマの角度から迫る、戦争ドラマ鑑賞のことです。