かつての名作といわれている1967年に製作された米国作「将軍たちの夜」を昨夜は鑑賞。戦争映画というよりは、ドイツ占領下のワルシャワとパリの街で起きた猟奇的殺人事件とその犯人を担当し追うドイツ少佐と、容疑者として浮かぶ3人の「将軍たち」との捜査サスペンス。連合軍によるノルマンディー上陸後の敗色濃いドイツ軍内部と腐敗と堕落、市街部の破壊シーンとその惨状や、軍内部で進行するヒットラー暗殺事件の歴史史実も織り交ぜながら、事件が究明され戦後に至る長編作品ですね。かつての名優ピーター・オトールが主役級で演ずる戦争名作の鑑賞でした。