シネマで「ディア・ファミリー」を鑑賞、2024年日本が製作した2時間余のシネマです。妻と町工場を経営する主人公は3人娘のひとりが生まれつきの心臓疾患を抱えていて「余命10年」を宣告されてしまいます。子想いの主人公は厳しい現実の中でやがて自身が娘の人工心臓を作ることを決意、医療器具の会社をたちあげ公的援助も受けながら開発を進めますが数十億円もの経費がかかることが判明し更なる障壁が立ちはだかり決意実現は万事休すの限界に。そんな状況を察した娘は父に「私の命はもう大丈夫だから苦しんでいる人の命を救って」との約束を一言。主人公はこの願いに応えようと奮闘を重ねる姿が描かれます。家族と娘への想いの強さが絶対に諦めない強い信念と勇気に繋がる人として生きる軌跡にふれる実話シネマ鑑賞のことです。