「大統領暗殺裁判-16日間の真実」をシネマ鑑賞、韓国2024年製作2時間余のシネマです。シネマは1960年代初頭に軍事クーデターにより独裁を樹立したパク・チョンヒ(朴正熙)大統領が強権政治の故に1979年に部下の中央情報部部長に暗殺される歴史的事件が舞台です。この部長の命に従い暗殺遂行の罪で逮捕された軍人を裁く軍事裁判で死罪回避に弁護する人権派弁護士と、裁判自体を不正に操る次期独裁者チョン・ドゥファン(全斗煥)らとの攻防を描き出した衝撃サスペンスです。戦前日本のような軍事クーデターが頻発した現代韓国も市民による民主化の勝利の中で今や政治革新の流れも曲折しつつも主流な現在、韓国シネマ界でも歴史を顧みる作品がいくつも製作されて放映に。大統領暗殺事件自体を描く「KCIA 南山の部長たち」、軍事政権の市民への弾圧を描く「タクシー運転手 約束は海を越えて」、軍事政権と対峙を描いた「ソウルの春」、民主化抗争の勝利を描く「1987、ある闘いの真実」、と現代韓国の歴史をリアルに描き出し重厚な内容に軒並み大ヒットを記録。混迷の中にも健全に歩む韓国社会を象徴する当シネマ鑑賞のことです。