先の日曜夕刻に、東員シネマで観賞した「ドクター・ストレンジ2/マルチバース・オブ・マッドネス」。ドクター・ストレンジとは、元はアメリカ漫画界のマーベル・コミックで大人気を博したスパイダーマン、アイアイマン等の映画作等のひとつで、今回は彼を主人公とする第2作目です。彼は天才外科医で最高の魔術師とあって、呪文の都度の、神秘的でまた芸術的ともいえる映像の美しさや迫力は最初から最後まで圧巻。シネマのストーリーは前作から続く内容らしく、私ごときには複雑で実に細部まで不明なのですが、展開する映像の妖しい美しさや華麗さに圧倒されて最後まで飽きない2時間余シネマ作でありました。この間のマーベル作品にすでに展開する要素となっている「マルチバース」宇宙論。定義は「私たちが全宇宙だと思っていたものは実はそうではなくて、いろいろな宇宙が存在している」理論と説明されるいくつもの並行世界だとする理論だとか。そういえば「アウトランダー」でもすでに馴染みとなり、真偽はともかくも、魔法演出と共に想像と創造力をひろげ愉しめるこの間のシネマ作のひとつでした。