シネマで観た「九十歳。何がめでたい」、この6月松竹製作の1時間半余のシネマです。作家の佐藤愛子が日々の暮らしや社会に対し怒りやら戸惑いやら歯にきぬ着せずユーモア混じりで綴ったエッセイ集の映画化、草笛光子が扮しなかなかの好演技な作品に。90歳を過ぎて断筆宣言した後に訪れた空虚感と、唐沢寿明が扮する冴えない編集者との関わりで生きる事や意味の再発見を描きます。編集者がむしろ主人公ほどに人生の機微を演じます。各々の生きる様がヒューマンにまたコミカルに描かれ進む当シネマ鑑賞のことです。
関ヶ原インターチェンジから国道365号線を四日市・いなべ方面へ10キロ22分 駐車場15台
地域観光:多良峡・郷土資料館・かみいしづ緑の村公園・日本昭和音楽村など