ネットフリックスで観た「ミス・リベンジ」2019年米国製作の1時間半余を鑑賞、舞台はメキシコ。行方不明となった友人の救出を図る主人公が、逆に汚職警察官の裏切りで麻薬組織に拘束されて手先として働かされることに。麻薬取締局と密売組織との壮絶な戦争下、女性主人公の復讐と友人救出を描くサスペンスアクションです。しかし観てての感想は治安崩壊と警察腐敗の深刻さ、密売グループと警察内部の功罪の描かれ方が似たような水準で、観る側の治安行政と社会不信が色濃く反映するものとなっています。メキシコ社会事情もまた考えるシネマ鑑賞です。