先日観たネットフリックス「友罪」2018年製作日本の2時間余、やはり同名小説の映画化とか。いまや日本の中堅俳優となる、生田斗真と瑛太が共同主演となる人間ドラマ、他に名の知れた俳優も脇を務めます。加害者家族や連続殺人が疑われる半生や、懸命に生きる女性への虐めや自殺など、生命と生き方に関わる問いかけがシネマ全体に流れます。しかしこのシネマの難は描かれる事件の多い事では?鑑賞する私には、あまりに多い不幸な出来事に、むしろ消化不良となり食傷気味な状態でエンドに至った次第。それぞれに生起する人生の出来事に丁寧に寄り添い悩んだり苦しんだり愉しんだりと、過程に共感し悩み考えることが大切なのでは?とも想う、このシネマ鑑賞のことです。