ネットフリックスで「暗数殺人」2019年韓国製作2時間余を鑑賞。実話を題材にしたサスペンスミステリーとのことで、これもまた犯罪事件の闇の部分を考える作品の鑑賞に。表題にある暗数とは、警察など公表認知する犯罪件数と、実社会で起きている犯罪数との差の数値を指すとのこと。シネマに描かれる殺人犯は、他に6人もの殺人をしたとの驚くべき証言を刑事に告白するが、犯人である証拠は何ら発見されず。さらに犯人の巧妙な罠で、度々に証言を翻すことで捜査をかく乱に追い込んでいく展開に。刑事の執念と、犯罪を起こす心理との闇の部分をシネマは描きます。犯罪心理の異常と狂気を描くサスペンスシネマのことです。