この5月、ネットフリックスで放映された「サンクチュアリ 聖域」1時間余で全8話を鑑賞。内容は体力だけが取り柄で大相撲ナンゾには全く興味がない主人公。その彼が相撲部屋の親方から「儲かるよ」との誘惑言葉で、即入門となったものの破天荒で無茶苦茶な相部屋生活を送る毎日に。しかしやがて徐々に相撲の魅力にとり憑かれ力士への道を進むことに。古い日本社会の縮図のような、神聖な領域とされる閉鎖的な土俵上と相撲世界を 相撲協会や親方連、観客やタニマチと呼ばれるスポンサーたち、雑誌記者やマスコミ世界に至るまでを、全くの素人な普通目線でぐいぐい切り込み鮮やかに描いていきます。普段の練習風景や、国技館や相撲協会理事や大部屋親方等々、ここまで映像化できた事にも多少に感嘆。私たちの暮らしには無縁であった相撲社会の日常とその格闘を愉しく視る、相撲ドラマ鑑賞のことです。