ネットフリックスで観た「インサイド・マン」は2006年米国製作2時間余のサスペンスシネマ、白昼に起こった銀行強盗は数十人を人質とする籠城事件へと発展、警察を翻弄する綿密に計画された犯行の裏には銀行が持つ大きな秘密が絡んでおり、謎多い強盗犯、横領疑惑のある刑事、暗躍する銀行会長とその弁護士や要となる交渉人との駆け引きを描く社会派サスペンスです。まだ若きデンゼル・ワシントン、美しきジョディ・フォスターらが縦横に活躍するシネマです。そして同じくネットフリックスで観た「インサイド・マン2」2019年米国製作1時間半余のやはりサスペンスシネマ、今作では美術館を舞台に希少なダイヤモンドを狙う強奪事件が発生、「誰が敵で誰が味方か」2転3転しながらシネマは進行します。警察の腐敗や企業の不正取引など社会問題もやはり描きながら緊張感ある進行で結末まで至る、社会派2作品の鑑賞のことです。