先日にディズニー・プラスで「 SHOGUN 将軍」2024年米国製作・配信の各1時間余10話作時代劇ドラマシリーズを鑑賞しました。この9月、米国テレビ界最高峰といわれる「エミー賞」の史上最多18部門を総ナメし、日本人受賞最多9名と今大きく話題となった作品です。この原作小説は1980年にもドラマ化されており本作はそのリメイク作品とのこと。とりわけ今回作は、主演する真田広之がさらに製作担当を任じ「日本人が観てもおかしくない日本を」をテーマに今までハリウッドが描いてきたSAMURAIとは異なる「世界に通用する日本の時代シネマ」の製作を追求したとの事。確かに巨額の製作費を投じて、詳細な城下風景から映像設計や舞台美術に留まらず、戦国当時の文化や社会習俗や倫理モラルに至るまで誇張や脚色はあるものの丁寧に描かれて大変に面白く興味深く鑑賞できました。ドラマ舞台は戦国末期の関ケ原合戦前夜、徳川家康を軸に、ウイリアムアダムス(三浦按針)、細川ガラシャ、その他大勢が相争い大活躍します。次期シーズンにも期待する米国ドラマ鑑賞のことです。