先日夕刻の鑑賞作は、「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」米国ディズニー社製作による3時間余の長編シネマ、コロナ禍もあって製作が遅れに遅れ13年も空けての続編シネマ上映、その為か客席は気持ち私たち含め中高年も目立つ館内です。しかし流れる映像の激しい場面の迫力や臨場感と何よりも遥か彼方から煌めくような美しさは圧倒的で確かに時間の経過も忘れる程の出来映えに。内容は、はるか彼方の惑星の住人となった主人公が女性と結ばれて後、今作では家族を築き、平和に暮らす最中に近代装備を誇る地球人よる侵略の危機に直面します。一方の惑星の住民や動物たちは素朴ながらも仲間を愛し、音曲や意識や哲学までも有する発達した生命体として生活する様が展開されます。しかしそこに登場する地球人が高い科学と知識を有しながらも戦闘的に侵略行動を続け累々と殺戮を続ける光景は、観ている私たちの文化や文明に対して、警鐘と暗喩とも窺われるこのシネマ鑑賞のことです。