また先日にネットフリックスで観た「ムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理士です」2020年製作の韓国ドラマ1時間余で全9話作ながら一つ一つに内容があり、現代社会の問題課題を映し出す、大変に良質ドラマの鑑賞となりました。内容はアスペルガー症の障害を持つ主人公が父親が故人の遺品を処分する整理士の家業を継ぎ、疎遠だった無頼の叔父との営業を通じて様々な故人の人生のドラマに直面することに。隠された労働災害や孤独死、ストーカーや児童虐待、違法建築や海外養子縁組事件等々、主人公たちが一つ一つ誠実に紐解きます。そして複雑な感情や思いを経験しながらも叔父さんと主人公のこれからの生き方の変化についても描かれます。故人を題材にしかし決して重すぎず爽やかに人生について想う、佳作ドラマ鑑賞のことです。