「ノリャン 死の海」を鑑賞、2023年製作韓国の2時間半余の歴史シネマです。豊臣秀吉が晩年、朝鮮に侵攻した「文禄・慶長の役」で薩摩水軍と朝鮮・明の連合軍が激突した最終決戦「露梁(ノリャン)海戦」を韓国で映画化した歴史大作シネマですね。この秀吉による朝鮮出兵から敗北撤退に至る過程を韓国では「バトル・オーシャン海上決戦」「ハンサン龍の出現」に続く本作3部作とされ韓国では2人に1人は観たとされる歴史シリーズ、双方1000隻以上もの艦船が入り乱れる歴史的海戦を描くシネマ、朝鮮水軍を率いる李舜臣(イ・スンシン)将軍の覚悟と両軍の攻防が描かれます。現在のソウル中心街光化門広場には大きく屹立する彼の銅像が。本争乱がアジア大陸に位置する朝鮮歴史の中で苦難を刻苦する象徴である事をあらためて知る歴史シネマ鑑賞のことです。