この週末に観た「アマチュア」2025年アメリカ製作2時間余のシネマ、格闘や殺人については全くの素人で内気なCIA諜報分析官の主人公が、突然に殺された妻の復讐に乗り出す姿を描いたアクションシネマです。スパイ小説を原作に80年代にカナダで一度映画化されたとのこと。最愛の妻を無差別テロにより命を奪われた事で復讐を決意した主人公は、対テロ技術を磨くため特殊スパイ養成トレーニングを志願しIQ170という抜群な頭脳を武器に犯人やCIAすらも予測不可な方法でヨーロッパ各地に潜むテロリストたちを追い詰め巨大な陰謀を暴きます。ロンドン、マルセイユ、イスタンブールと世界の景観も愉しませながら派手な格闘やアクションシネマというよりも、テクノロジーと情報分析を駆使し頭脳でテロリストを追い込んでいく緊張感の濃い展開です。殺しは『アマチュア』でも予測を超える高頭脳で復讐を果たすエンタテインメントなサスペンスシネマ鑑賞です。主役に扮する俳優は「ボヘミアン・ラプソディ」でも熱演したラミ・マレック、今作でもテーマに即し実に大好演な彼でした。