ネットフリックスで観た米国製作のドラマ映画「アメリカの息子」2019年配信1時間半余。舞台劇を原作にしており、ある夜の警察署の待合室だけで物語が進行するシネマ。職業的にも裕福な黒人女性が失踪した息子の行方を捜すべく警察署を訪ねた場面でドラマは開始。この黒人女性と要領を得ない新人警官、さらにFBI捜査官であり黒人女性の夫である白人男性と新人警官の仕事を引き継ぐ上司の警官らの4人によるいわば会話劇です。しかし私たち日本人の体験する世界とは次元の違うアメリカの黒人差別を鋭く疑似体験する、このシネマ鑑賞のことです。