「13時間 ベンガジの秘密の兵士」を鑑賞。これは2012年に実際に起きたリビアでのアメリカ在外公館襲撃事件を題材とした原作小説の映画版で、日本未公開とのこと。テロ事件は色々と耳目に流れる現代ですが、とりわけ国家がテロを支援する経過もあった世界で最も危険な国の港湾都市ベンガジでの実話。経過もあって数名の秘密裡に派遣されているCIAが領事館を護衛し立てこもることとなり、強力な過激派の攻撃をうけるという実話ストーリー。事実を描き時間刻みに内容は進行し、国家ぐるみにテロ支援したリビアでの事件だけに、武装民兵すらもが本当の敵か味方か判別が困難な中での領事館を護衛するシーン連続で映画は展開。ベンガジといえば地中海に面した人口60万人もの港湾都市。決してアメリカとCIAに肩入れしている訳ではないものの、しかししかし絶望的なほどに危険な国であることを映画は描きます。アジアともまた違う、中東の中でもまたリビアの危険性と緊張は異次元な程に、恐ろしく恐怖も描かれる本シネマ鑑賞のことでした。